2019/03/16

グリーンブック

あんたにしかできない事がある。
your music, only you can do that.

四日市の映画館で『グリーンブック』(原題:Green Book)を観た。1962年、ジャマイカ系黒人天才ピアニストとイタリア系白人運転手が人種差別が強いアメリカ南部を演奏ツアーするロードムービー。「波乱が必然」なのに、ビジネスのためと言えども何故そんな無謀な事に挑むのか?とても後味の良いハートフルな話だった。色々と学ぶべき点多し。満足度★★★★★。

今年の2019年アカデミー賞「作品賞」の受賞作品。他にも「脚本賞」「助演男優賞」も受賞。こりゃ観にいかなあかんやろ、ということで鑑賞。


「グリーンブック」は、当時発行されていた「黒人が宿泊できる宿のガイドブック」のこと。「黒人差別」を筆頭に1960年当時の社会情勢を反映した話がたくさん出てくる。その中で、ビジネス的な関係から「友人」へと変化していく主人公の二人。そして、彼らをとりまく、家族、親族、仕事仲間、町仲間の「関係性」つまり「縁」にとても共感して感動した。

「手紙」や「暴力では解決できない」「気品高く」といった人生訓としても学びポイント多し。この映画は実話をもとにしたもので、映画でも登場する白人運転手の子供が脚本を書いているそうだ。映画を観た後に知ったのだが、こういう作品背景知識を持って『グリーンブック』を観ると、また違った視点で鑑賞できそうだ。こう書くと、もう一度観たくなってきた。

映画中に出てくる以下の名セリフが心に響いた。仕事でも心がけよう。「真摯たれ!」ということか。

You never win with violence. You only win when you maintain your dignity.
決して暴力では勝てない。「威厳」を保ったときだけ勝てるのだ。

天才ピアニストのトリオの米国南部ツアー

二人の友情の話

夫婦の話もキーの一つ

予告編『グリーンブック』(日本語版)

 
予告編『グリーンブック』(英語版)

2019/02/21

台北クラフトビール

台北で、まさかの激ウマ「クラフトビール」を味わい、深く感動!

中山駅から地下鉄で4駅(東門駅)でおり、永康街という繁華街にある店「掌門精釀啤酒(ジャンメン・ジンニャン・ピージュー/ZHANGMEN)、台北永康店」。2015年の6月のオープン。フリーペーパーの紹介記事をみて夜に行く。

豊富なクラフトビールのメニューから6種類を選び500元(1850円くらい)。IPAを中心に選ぶ。ドイツの無濾過白ビール「Hefeweizen(ヘーフェヴァイツェン)」はもちろん外せない。これまで様々なIPAを飲んできたが、まさか「Black IPA」が飲めるとは!しかも台湾で。

特徴あり過ぎる6種類のクラフトビールを飲み比べると「味わい、香り、苦味、甘み、アルコール度数」が全然違うことがよくわかり面白い。Diversity (多様性)とはこの事か。料理も美味しゅうございました。店の雰囲気もええ感じ。好喝そして好吃でした。

好吃 (hǎo chī / ハオ・チー) 美味しい (固形物を食べて) 
好喝 (hǎo hē / ハオ・フー) 美味しい (液体を飲んで)

今後も台湾に来たら、通いたい店だ。

芳醇な6種のクラフトビールを飲み比べ

掌門精釀啤酒[ZHANGMEN]台北永康店

16種類のビールから6個選択する

メニューの拡大[1~7]

メニューの拡大[8~14]

メニューの拡大[15~20]

迷ったすえ6種類を選択!

[選択した6種類のビール]
04:55%小麦 Hefeweizen
05:山霧NE. IPA
07:American IPA
09:黒柑橘 Black IPA
12:比比小麦 Belgian Witbier
15:黒皮 Schwarzbier 

運ばれてきた6種類のビール達

無濾過ビールなので濁ってます

泡立つクラフトビール

タコス。ビールが進む!

シーフードピザも感激の美味さ。ビールによく合う。

掌門精釀啤酒(台北永康店)の地図

2019/01/02

走田神社

2019年正月、初詣で久々に地元の「走田神社(はしりだ)」(京都府長岡京市)へ。そこで、風景が一変しているのにショックを受けた。

2018年9月5日の「台風21号」の被害で、走田神社の鎮守の森が壊滅的な被害を受けたそうで。かつての森が伐採され消滅していた。その結果、走田神社の神殿からは長岡京市や京都市の町並みを一望できる絶景が出現していた。

実は、昔の人は「この絶景」を眺めていたのかもな。絶景ポイントとして、新たな観光名所になるかも。いつの日か、走田神社の鎮守の森が再び復活するのを、元長岡京市民として願ってます。

絶景場所と変貌した走田神社(長岡京)

走田神社の説明板

鳥居からの風景

切り株と絶景

奉納された絵。かなり古い。いつの時代やろか。

2018/09/01

カメラを止めるな!

社会現象になりそうな勢いの大ヒット中ゾンビコメディー映画『カメラを止めるな!』を観てきた。確かにこれは面白い!よくできている!ポン!

「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」、と「その撮影部隊」の話。満足度★★★★★。

上田監督の「映画愛」をアツアツに感じた。『蒲田行進曲』のラストと同じような感動を覚えたけど、それを的確な言葉で表現するのは難しい。


「予告編も観ないで映画館に言った方が良い」というアドバイスに従った。正解だった!なので、ブログにも予告編動画は載せない。上田監督や出演メンバーの次回作に期待。

「アツアツ」とか「ポン!」が2018年流行語大賞にならないかな。「そうきたのか」という驚きのストーリー展開なので、ハリウッドでリメイクされそうな予感。

ゾンビ映画を撮影するのだが・・


2018/03/21

京都議定書

1997年12月に京都議定書が採択された。当時、京都に住んでいたので、この歴史的瞬間を肌で感じようと、採択会場である国立京都国際会議場に行った。

国立京都国際会議場

地下鉄を降りて、会場に着いたが、寒風吹き荒れる中、「時すでに遅し」の寂しげな雰囲気で、歴史的イベントという「熱気」を感じることができなく、「この自分の行動はどういう意味を持つのかいな」と思った。阪急と地下鉄の運賃を「費用対効果」という天秤にかけ、打算的な考えもした。

しかし、20年後の現在、その意味合いがわかった。その後、無意識下で「マイミッション(持続可能社会実現のための地域分散型エネルギーシステム構築)」に関わる数々の選択に、常に寄与していたのだと気づいた。

2017/02/26

ラ・ラ・ランド

町山智治さんが絶賛していた「アカデミー賞の受賞は確実!」という映画『ラ・ラ・ランド』を、近鉄四日市駅前「ララスクエア」の映画館「109シネマズ四日市」で観た。「ララ」つながり。

LAが舞台。売れない女優とジャズ音楽家の恋愛ミュージカル。キーワードは「夢追い人」。二人は夢を叶えられるか!満足度★★★★☆。


色々な要素がテンコ盛り(らしい・・)映画。「ミュージカル」「恋愛」「ジャズ」「役者(オーディションの苦悩)」「ハリウッド名作映画のオマージュ」「LAのデートスポット」などなど。そして「映像が綺麗で美しい」。

ミュージカル映画だけに、全編に渡り、ジャズや色々な音楽が続き、ストーリー(感情)とリズムのマッチが楽しい。滝廉太郎作曲の曲『荒城の月』(ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクが『ジャパーニーズ・フォーク・ソング』としてカバーした曲)も使われる。デイミアン監督(前作はあの『セッション』!)は『ラ・ラ・ランド』のテーマを「叶う夢もあれば、叶わない夢もある」としており、アーティストの「喜怒哀楽の人生そのもの」みたいな情熱全開の映画。

主演の二人の演技が凄くて、とても魅力的。ヒロインのエマ・ストーンは、めちゃ目が大きいな。とても表情豊か。「ミュージカル」映画と言えば、最近は「インドのボリウッド映画」でキレあるダンスが見ものだけど、今回の『ラ・ラ・ランド』も、主人公の二人や、高速道路、LAの観光名所で繰り広げられるダンスもこの映画の見所。「プリウスの車の鍵」のシーンが印象に残ったが、これは何を暗示しているのかな?

『雨に唄えば』(1953)、『理由なき反抗』(1955)、『カサブランカ』(1942)などの名作映画のオマージュが随所にあるらしいが、その辺りは知識不足でわからなかった。今後、ハリウッドの名作にもそろそろ手を伸ばすかな。

四日市に引越ししてから映画館で映画を観るのは初めて。シネコンなので、映画館の雰囲気は、京都の「MOVIX京都」や「二条TOHOシネマズ」と似たカンジ。「京都シネマ」のようなミニシアターの雰囲気を味わうには、名古屋まで足を伸ばす必要があるかな。

予告編『ラ・ラ・ランド』


2017/02/25

BEYOND THE TRYLINE

ネットレンタル映画で、『ラグビーワールドカップ2015 激闘の向こうに』を観た。英国ラグビーW杯2015のドキュメンタリー映画。キーワードは「Professionalism」。グランド整備師の「プロとして誇りを持っている」という言葉が一番印象に残った。満足度★★★★☆。

映画『BEYOND THE TRYLINE』

映画の原題は『BEYOND THE TRYLINE』。この大会のハイライトは、大会二連覇を達成したオールブラックスよりも、はやり「ラグビーW杯史上最大の衝撃、番狂わせ、歴史的勝利!」と色々な言葉で表現される「日本の南アフリカ撃破」。これが大会を面白くした最大要因だと。

このドキュメンタリーでも、その試合が出てくるが、主に焦点を当てられているのは、「大会に関わるプロの人々」。選手、監督はもちろん、審判、グランド整備師、カメラマン、大会スタッフなど。

彼らは「偉大なスポーツ(great sport)」であるラグビーの魅力を語り、「W杯をいかに成功させるか」というゴールに向かって、全力を尽くす。そこで共通するには「 プロフェッショナリズム(Professionalism) 」である。色々な Professionalismが統合して、「熱狂的なラグビーW杯」が生み出された。その過程を映像で観れるのは、ドキュメンタリー映画ならでは。

そして、次回ラグビーW杯は、2019年9月に日本で開催予定。このラグビーの本場である英国で成功した「W杯の熱狂」を、アジアで生み出すことができるかどうか。その鍵は、「選手、観客」だけでなく、大会に関わる様々な人々の 「Professionalism」にもかかっている。

ラグビーだけでなく、「自分の仕事の Professionalismとは何ぞや」と考える良い機会になった。

予告編『BEYOND THE TRYLINE』