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2018/03/21

京都議定書

1997年12月に京都議定書が採択された。当時、京都に住んでいたので、この歴史的瞬間を肌で感じようと、採択会場である国立京都国際会議場に行った。

国立京都国際会議場

地下鉄を降りて、会場に着いたが、寒風吹き荒れる中、「時すでに遅し」の寂しげな雰囲気で、歴史的イベントという「熱気」を感じることができなく、「この自分の行動はどういう意味を持つのかいな」と思った。阪急と地下鉄の運賃を「費用対効果」という天秤にかけ、打算的な考えもした。

しかし、20年後の現在、その意味合いがわかった。その後、無意識下で「マイミッション(持続可能社会実現のための地域分散型エネルギーシステム構築)」に関わる数々の選択に、常に寄与していたのだと気づいた。

2016/03/04

国際二次電池展2016

東京ビックサイトへ。「国際二次電池展」がメインで、前職関係の「太陽電池展」や他エネルギー関係の展示会へ。あとは蓄電池関係の技術セミナーを2件受講。

昨年はこの展示会に参加できなかったので、久々に会う人が多く、近況を色々と聞けた。世の中、進んでいるとこは、着実に進化しているようで。世の中のトレンド情報を、少しバージョンアップ。栄枯盛衰を知る。

PVEXPO2016(第9回国際太陽電池展)in東京ビックサイト

セミナーの「テスラ」の公演内容は、簡単に言うと、「iPhoneのような電気自動車」を作っているという話。「日本流」である「日産リーフ」の公演の後だけに、テスラのビジネスモデルがいかにも「シリコンバレー流」で、興味深かった。

テスラのミッションは「世界の持続可能な輸送手段へのシフトを加速する」こと。テスラはただの自動車メーカーではなく、「エネルギーイノベーションに力を注ぐ、テクノロジー会社であり、デザイン会社」でもある、とのこと。

車体というハードだけでなく、「ハードウエアとソフトウエアの融合」にも重点を置く。自動運転(Autopilot)や人工知能の話も。テスラの車は常にネットにつながっており、毎日、車が学習して、走れば走るほど賢くなっていくのだとか。ビッグデータの活用が半端ないな。

また、テスラは電気自動車だけでなく、「Harvest Energy(創電)」「Energy Strage(蓄電)」にも力を入れており、「PowerWall」「PowerPack」という蓄電システムを開発している。

PowerWallのモック

会場では電気自動車とともに、PowerWallのモックが展示してあった。実物は思ったよりデカいなという印象。家庭用蓄電池とは思えないデザインが素晴らしい。これも、ダサダサ従来PCに対するMacのようなものか。

蓄電池のソリューションに力を入れる理由が、「Zero Emission」(エネルギー源としてガソリンの使用を世の中からなくしたい!)のためだけでなく、「世界から貧困をなくすための解決方法」という話も、「そういう考えなのか」と身体の奥にガツンと響き、にわかに体温が急上昇するのを感じた。「ミッション」とはこういうことを言うんやね。

「未来の生活」を見せるというプロモーションビデオも、テスラの目指す方向性を理解するのにとても効果的だった。まさに「ライフスタイルの提案」そのもの。夢があるあなぁ。ドキドキ感があるなぁ。

太陽光発電⇒蓄電池⇒電気自動車。やってほしいことは、テスラが全部やってるやん!(火星移住の宇宙船は、あまり興味ないが)。イーロンマスクは着々とスティーブ・ジョブズになりそうだ。

2020年にはテスラの電気自動車を買ってる気がする。iPhone を買ったように( ^ω^ )

2010/11/10

Green Device 2010

幕張メッセで開催された展示会「FPD International 2010 / Green Device 2010」(2010/11/10-12)に行ってきた。

「FPD(フラットパネルディスプレイ)」とは、液晶やPDP(プラズマ)、有機ELのことを指す。今はやりのテーマは「3D」。メーカーは3Dを作ることで、技術力や差別化のアピールをしたいのだろうけど、顧客の方は本当にほしいかどうかは疑問。

日本メーカーよりも、「三星(Samsung)」や「LG」の韓国勢、世界三大液晶パネル製造会社の一つである台湾の「AUO」など海外メーカーのブースの勢いが目立った。また、AMTA(アプライドマテリアル)など海外勢のブースはデザインが鮮麗されている気がする。「余計なものは極力排して、面談が主目的」といったブースコンセプトの意図を感じた。

一方、「Green Device 2010」 は太陽電池や二次電池などがテーマで今年が2回目。最近は「太陽電池」だけのテーマで大きな展示会が開かれるくらいだから、そちらに皆力を注ぐのか、今回は「太陽電池関係」の出展メーカーは少なかった。

もより駅は「海浜幕張駅」

展示会会場の幕張メッセ

 展示会の様子

AUOのブースでは、3Dの視聴で人だかりができていた。展示会の雰囲気をデジタルカメラの動画で撮影してみた。




 幕張メッセの前のビル
幕張メッセの展示会は、前の職場で「CEATEC2005」のときに出展した思い出の場所。展示会に参加して客としてブースをまわるのは、色々な出会いがあって面白い。出展する方になると、より出会いの数が多くなる。今の仕事でも成果がでてきたので、国内外問わず何かの展示会に出展してみたい。今のところ太陽電池の欧州展示会「EU PVSEC」に一番出展してみたい。

2010/10/25

太陽電池道

「太陽電池道」を極める。そんな生き方でも良いのではないか、とふと思った。


趣味の世界でも、仕事の世界でも、「極める」ということは常に目標である。仕事であれば、それが「プロフェッショナル」としての評価につながる。 それぞれには「道」があり、内容は違えども、「極める」というプロセスには共通の指標がある。

例えば、武道の世界では「守離破」という言葉がある。【守】⇒ひたすら教えを守り、学ぶ。【破】⇒教えの言葉から抜け出し、真意を会得する。【離】⇒型に一切とらわれず、自在の境地に入る。研究開発の世界でも同じ事が言える。ただし「教え」をもらう師匠は、社内の人、国内の人とは限らない。

幸いかどうかはわからないが、他の産業分野に比べて、「太陽電池の専門家」の数はまだ少ない。太陽電池の研究の歴史はそこそこあるが、産業としては今は「黎明期」である。しかし、巨大産業となりつつある現在、太陽電池産業に携わる人が今後大幅に増加するはずである。太陽電池のプロを意味する「太陽電池道」なる言葉も、そのうち出て来るのではなかろうか。そして、そのまたの名を「太陽電池バカ」と呼ぶ事になるかもしれない。

2010/10/15

つくば

出張でつくばへ。「産総研オープンlab」に行ってきた。初つくば。噂に聞いていた通り、遠い。家を6時過ぎに出て、産総研に着いたのは11時。京都⇒東京は新幹線。秋葉⇒つくばは「つくばエクスプレス」に乗った。つくば駅⇒産総研は、無料バス。

つくばエクスプレスの秋葉原駅

産総研(つくば)

サイエンス・スクエアつくば

壁が太陽電池。気泡が見える。

近藤氏の講演を聞いた後、ラボツアーで太陽電池モジュールのフィールドテストを見てきた。ポスター発表の展示場で、産総研の担当者と名刺交換と簡易ディスカッション。知りたかった状況は、だいたいわかった。

産総研には、太陽電池の研究機関として、オランダのECN(Energy reserch Centre of the Netherlands)、ベルギーのIMEC(Interuniversity Microelectronics Center)、米国NREL(National Renewable Energy Laboratory、国立再生可能エネルギー研究所)のような役割を期待しているのだが・・。9月に欧州で開催された展示会EU-PVSECで話題とされてた最新の内容と、産総研の太陽電池の重点テーマに乖離を感じた。まぁ、今後に期待。

 フィールドテスト中の太陽電池モジュール