『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督。「家族の再生物語」のストーリーも良かったが、作り込まれた映像も良かった。原作、監督の世界観が伝わってきた。3D映画が見物なのだが、京都シネマでは、2D上映だったのは残念。
フランス人監督がカナダで撮影した「古き良きアメリカ的」な映画。監督曰く、原作である『T・S・スピヴェット君傑作集』は、「科学と叙情の結びつき」「家族、罪の意識」「メディアに対する批判的な視線」など沢山の要素が詰まった複雑な物語なのだとか。感動的なラストに涙。
『天才スピヴェット』予告編