2014/02/03

少女は自転車にのって

京都シネマで映画『少女は自転車にのって』を観る。サウジアラビア初の女性監督作品。問題児少女ワジダがコーラン暗誦コンテストに出る。キーワードは「反抗」。満足度★★★☆☆。「イスラム社会」を垣間見る社会勉強になった。


サウジアラビアは「映画館の設置」が法律で禁じられている。その国でしかも初の女性監督作品。確かに「奇跡」の映画だ。イスラム教の厳格な教えに従い、女性の自由が極端に規制された社会。そこでの少女の「反抗」。これからサウジも変わっていくのかな。

こういう社会の話を観ると、今の日本社会が「いかに自由か」を実感する。「自由を抑制する」というのは、支配者階層、既得権益層には「特権を守る」という意味で、都合が良いのだろう。「IT革命」によって、イスラム社会でも今後自由化が進むのかもしれないし、そうあってほしい。

それにしても、この映画の中では、男はつくづく「悪役な生物」だなぁ・・。トホホ。

『少女は自転車にのって』予告編動画

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