2015/03/29

KANO

「僕たちはいつ泣いたら良いんですか?」

京都みなみ会館で台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』を観た。戦前の1931年、台湾代表の嘉義農林学校(通称KANO)が甲子園に出場して、KANO旋風を巻き起こしたという実話。満足度★★★★★。


監督は元松山商業の日本人監督で、選手は日本人、漢人、高砂族の選手の多民族混成チームというのがポイント。何度も号泣必至のシーンあり。スポ根映画もいいな!

昨年、台湾で大ヒット。この映画の影響で、甲子園を訪れる台湾からの観光客が激増しているのだとか。戦前の甲子園の映像も凄い。当時と同じサイズの甲子園球場を高雄市の郊外に建設したとか。やることが半端ない!これによりで作製された甲子園決勝戦の迫力は必見。

海角七号』『セデック・バレ』の魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督が脚本とプロジューサー。『海角七号』もとても良かったが、日本統治下の台湾の再現映像など『KANO』もこれと似た独特の映像雰囲気を感じた。

台湾好きなので、『セデック・バレ』も観てみたい。


『KANO 1931海の向こうの甲子園』予告編

2015/03/28

KARA-1グランプリ2015

向日町競輪所で開催された『KARA-1グランプリ2015』へ。「激辛グルメ日本一決定戦」というだけあって、「辛いもの屋台」がずらり。京都向日市激辛商店街が開催。今回で4回目。「街起こしの成功例」として話には聞いていたが、実際に参加するのは今回が初めて。出展者も開場者も多く、とても活気があった。

「陳健一麻婆豆腐丼」「岐阜ベトコンラーメン」を食べる。口の中が辛っ辛になった。色々な屋台の「激辛」の標識を見ているだけでも、口の中の辛さが増すな。

こんだけ「辛いモノ」が勢ぞろいしているので、お口直しに「美味しい飲み物を販売」するのもいいのでは、と思った。缶ビールや缶ジュース、ペットボトルのお茶など市販の一般的なドリンク商品だけでなく、「辛いものにあった、こだわりの飲み物」を。

阪急にはられた予告ポスター

向日町競輪所で開催

辛そうなユルキャラ

へたが行方不明中の「からっきー」

性別:男の子
出身地:スコヴィル星
誕生日:平成21年7月9日

かなりピリ辛だった

ぎふーどの「岐阜ベトコンラーメン」

ニンニクたっぶり、激辛のタレで辛さを調整

無茶辛そう

「ワサビ」的な辛さ

人気店には長蛇の列

辛そうな商品も色々

「KARA-1」場内地図

「KARA-1」出展店


2015/03/01

くちびるに歌を

逃げるな!私はもう逃げない。私も戦う。

Movix京都で映画『くちびるに歌を』を観た。長崎県の五島列島が舞台、ガッキー(新垣結衣、26歳)主演。心の傷を負ったピアニストが、音楽教師として合唱部の顧問に。アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」が主題歌。満足度★★★★★。


ガッキー主演の映画をみるのは久しぶり。『恋するマドリ』(2007年)以来かな。ツンツン役の音楽の美人先生役(柏木先生)がはまっていた。映画の内容も、感動必至の音楽青春モノで、観終わった後はとても心温まり、よくできたストーリーだった。合唱を聞くのは好きだけど、その要因は「学生時代を思い出す」からいいのか、「合唱自体が人間の魂を揺さぶる」からいいのか。

もう一度、予告編動画を観るだけでも「ウルっ」とくるなぁ。アンジェラ・アキパワーの影響も大きい。中田永一原作『くちびるに歌を』を読んでみたくなった。中田永一は乙一の別ペンネームだとか。そりゃ、筆力あるわな。

舞台である五島列島の風景も素晴らしかった。同じ長崎ということもあってか、学生のとき旅行した「平戸」の風景を思い出した。五島列島を写真撮影しに訪れたい土地候補に入れておこう。

映画『くちびるに歌を』予告編

五島列島の中学校の合唱部

合唱部の美人顧問役