京都みなみ会館で台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』を観た。戦前の1931年、台湾代表の嘉義農林学校(通称KANO)が甲子園に出場して、KANO旋風を巻き起こしたという実話。満足度★★★★★。
監督は元松山商業の日本人監督で、選手は日本人、漢人、高砂族の選手の多民族混成チームというのがポイント。何度も号泣必至のシーンあり。スポ根映画もいいな!
昨年、台湾で大ヒット。この映画の影響で、甲子園を訪れる台湾からの観光客が激増しているのだとか。戦前の甲子園の映像も凄い。当時と同じサイズの甲子園球場を高雄市の郊外に建設したとか。やることが半端ない!これによりで作製された甲子園決勝戦の迫力は必見。
『海角七号』『セデック・バレ』の魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督が脚本とプロジューサー。『海角七号』もとても良かったが、日本統治下の台湾の再現映像など『KANO』もこれと似た独特の映像雰囲気を感じた。
台湾好きなので、『セデック・バレ』も観てみたい。
『KANO 1931海の向こうの甲子園』予告編