2013/01/30

台湾5回目

昨年の12月に続き、台湾へ出張。台湾へ行くのは今回で5回目。カメラはiPhone5のみで撮影。

5時に家を出て、7時に関空到着。がんこ寿司で朝食。

台湾フライトの前に、関空のガンコ寿司で、朝からガッツリ鰻丼を食べる( ^ω^ ) 。精力とスタミナをつけて、台湾でのビジネスで真剣勝負!

雲海広がる壮大な景色。しかし、飛行機の窓ガラスを隔てると、「空の上にいる」という現実感が希薄に感じる。映像をみているような感覚。人間の"慣れ"という脳の作用がそうさせるのだろう。

今回の出張中は『幸福になる「脳の使い方」』(茂木健一郎)を読書。

新竹にある不思議な建造物。何だろう?

夕食の店「一ニ三」

日本人向け台湾料理店

焼きビーフン。バリ美味!( ^ω^ ) 

餃子

イカ団子揚げ(たぶん)

マンゴービールを初体験!昨年に台湾で発売された新しいビールだそうだ。当初は人気沸騰で売切れ続出だったとか。マンゴージュースみたいな感じで、美味しかった。いくらでも飲めそうで、後から飲み過ぎを後悔するタイプ?今後、日本でも人気でるかもね。( ^ω^ ) 

宿泊ホテル(FORTE HOTEL、新竹福泰商務酒店

大人気の「段純貞牛肉麺」で昼食。30分待ち。

「段純貞牛肉麺」の、きしめん並の太麺!好吃~。ニューロー麺(牛肉麺)を食べると台湾に来た気分になる。台湾の国民食は「牛肉麺(ニューローメン)」と「魯肉飯(ルーローファン)」。翌日は魯肉飯を食べることに。( ^ω^ ) 

台湾の狛犬

ホテルの朝食バイキング

「髭親父」がトレードマークの「髭鬚張」で昼食。

「髭鬚張」の魯肉飯(ルーローファン)。魯肉飯は、台湾の煮込み豚肉かけ飯。台湾のソウルフード。トロトロ肉が御飯にマッチしてバリ美味かった。( ^ω^ )

スープも好吃。

台湾は旧正月前なので、新年のお祝いムード全開。

最終日のホテルのバイキングの朝食

台湾桃園空港でフライト待ち中に、展示アート作品をみてまわる。色々あるのでiPhoneカメラ撮影が楽しい。

台湾桃園空港にあったモダンアートのような不思議なオブジェ。真っ黒黒助?

社長さんでいそうな貫禄ある顔つき

景気良さそうな感じ

かかってきたまえ!

ドラゴン



イルカ?何かのアニメキャラかな。

台湾桃園空港でカプチーノ。フライト待ち中。残りのミッションは帰国するだけ。

JAL816便(桃園⇒関空)

JALの機内食。こういう時のちょっとした蕎麦が美味しい。

台湾は約20℃と、とても過ごしやすい気温だった。次に台湾へ行くのは3月ぐらいかな?月1回ペースになりそうな状況になってきた。

2013/01/26

レ・ミザレブル

「Who am I?」「戦う者の歌が聞こえるか?鼓動があのドラムと響き合えば、新たに熱い命が始まる」

MOVIX京都で『レ・ミゼラブル』を観た。ミュージカル映画。フランス革命後が舞台。前評判どおりバリ大感動!「民衆の歌(The People's Song)」がめちゃめちゃ良かった。iTunesで早速ダウンロード。今年1番の映画ちゃうかな。まだ1月やのに。

1月の初映画に京都シネマ『マリー・アントワネットに別れをつげて』を観て、これもフランス革命前夜の映画(⇒Blog記事)。で、今回の『レ・ミゼラブル』はフランス革命後の話。「フランス革命つながり」なのは、これも何かの因縁か。


テーマは「貧困」「正しく生きる」「革命」。「人としてどう生きるか」を各登場人物が観客になげかける。学生がバリケードを築いて、フランス正規軍に立ち向かう場面で涙々。しかも、最後に回想シーンが・・。こういう場面にとても弱い。「タイタニック」のラストの回想シーンに迫る名ラストだった。

六月暴動の学生達、ABCの友 (Les amis de l'A B C)

主人公達の歌いながらのオペラ演技も凄いけど、子供時代のコゼットがバリ可愛らしい。「レ・ミゼラブル」の挿絵にそっくり。予告編ではそれを上手く表現している。3Dを駆使して、19世紀のパリ市街を再現した映像も大迫力。これは舞台ミュージカルではできない、映画ならではの醍醐味。

予告編『レ・ミゼラブル』

原作『レ・ミゼラブル』(Les Miserables)は、ヴィクトル・ユーゴーが1862年に書いた、ロマン主義フランス文学の大河小説。日本では『ああ無情』というタイトルで、児童小説になっており、それが実家の本棚に並んでいた気がする。読んでなかったけど、映画を観た今、それを読んだら面白いのかも。

原作の挿絵

主人公ジャン・ヴァルジャンと彼を追い続ける警官ジャヴェール

こちらの「コゼット」がメインのポスターもいい感じ

豪華キャストな主要登場人物。まるで肖像画のよう。

コゼット。『レ・ミゼラブル』のイメージは、やはりコレ。

映画の歴史に残るであろう名場面

戦う者の歌が聞こえるか?鼓動があのドラムと響き合えば、新たに熱い命が始まる。

2013/01/12

ブラック・ジャックによろしく

iPhone5を購入してから、「電子書籍」を利用するようになった。その中で、『ブラック・ジャックによろしく』でとても感動し、満足度大だった。

iTunesのアプリで『ブラック・ジャックによろしく』(全13巻)が何と全巻無料で読める。太っ腹な作者だなぁ。続編の『新ブラック・ジャックによろしく』も1冊170円ととても安価。現在の「医療問題」に、度真ん中直球の全力投球で投げ込んだ話。とても「熱い話」なのです!火傷に注意。医療系の話だけに・・。

この『ブラック・ジャックによろしく』や、書籍の『神様のカルテ』も、医療関係の話は、"人間の生死"や"職場、親子の人間関係"など「人間ドラマ」がてんこ盛り、感情移入しやすく、とても面白いので好きだ。


2013/01/10

書籍『リブセンス』

上阪徹『リブセンス<生きる意味> 』を読み終わった。25歳の最年少上場社長(村上太一)の話。満足度★★★★★。

先日、テレビ番組「カンブリア宮殿」で取り上げられていた会社と社長。とても興味深い番組内容だったので、書籍も読んでみた。

村上太一社長は「これまでの経営者スタイルと異なる」と言われる。しかし、それは枝葉の部分であり、本質的なところは、松下幸之助やGoogleの理念に位置づけに近い気がする。「いかに顧客の役に立つか⇒皆の幸せのために」という部分。こちらの方が実は「経営の王道」であり、少し前に流行った「マネー第一」みたいな方が「経営の邪道」なのだろう。

村上太一社長に影響を与えた本ということで登場した『モチベーション3.0』は読んだことはあるが、『いつか、すべての子供たちに』はまだなので、今後読んでみよう。「会社における理念の大切さ」がわかりそうな気がする。

上坂徹『リブセンス

【『リブセンス』の語録】

・人の不便をなくし、世の中の役に立ち、事業を大きくして、社会に良い影響を与えたい。「なくなったら困るような、文化となるウェブサービスを作る」のが目標。利益を上げるのが最大の目的ではない。

・リブセンスの経営理念の言葉「幸せから生まれる幸せ」。人を幸せにすることによってこそ、自分達も幸せになれる。⇒リブセンスが、本当に「顧客の幸せ」を考えてビジネスを行なってきた。

LIVE=生きる、SENSE=意味。リブセンス(社名)=生きる意味

・「成功報酬型」「採用祝金」のアルバイト情報サイト。リブセンスが強豪に真似されても負けない理由。「ノウハウの蓄積」「先行者利益」。検索エンジン対策(SEO)を自社て取り組んできた。常に検索で上位に表示できる技術を持っている。後から同じビジネスモデルで追いかける側は、何か別のメリットを提供しなければ勝つ目がない。

・自分が株取り引きをしても「世の中で誰かが喜んでいてくれるのか」まるで実感できなかった。ビジネスの一番の魅力は「世の中の課題を解決できる」ことではないか。「不便だと思う事を解決する」のがビジネスの基本。そこには「納得」があった。株取引にはそれがなかった。

・はっきりとした「完成イメージ」を持って、それぞれの役割を持つリーダーたちを動かしていく。進捗の一覧表を作って、スケジュール管理を徹底する。中には思い通りに動いてくない人がいる。そういう場合は「信頼関係」が重要になる事を学んだ。

・マネージャー選びの基準は、「ビジネスがしっかりわかっている」ことと「部下を任せられる」こと。「仕組みが作れる」こと。営業であれば、たくさん訪問したということよりも、仕組みを作れることを重視する。ただ、「新しい仕組みを作れる人」は、そう多くはない。

・「やりたい事」を見つけなさい。そのためのヒントは、「あなたが歩んてきた道」を掘り起こせば絶対にある。(スティーブ・ジョブズ)

・「利益を生み出す構造を作る」ことが大切。なぜなら、「利益が出る」ということは、「その構造が価値を生み出している」からだ。

・『いつか、すべての子供たちに』(ウェンディ・コップ/英治出版)⇒非営利団体「ティーチ・フォー・アメリカ」。全米の優秀な大学卒業生を、二年間、環境の劣悪な公立小学校に派遣する活動。若者は「給料」ではなく「やりがい」を選択。

ウェンディ・コップいつか、すべての子供たちに

・お金のために人は動かない。それはもはや大きな流れ。⇒『モチベーション3.0』(ダニエル・ピンク)。

モチベーション1.0⇒原始時代は、人は自分の生存を守るために行動。
モチベーション2.0⇒工業化社会になって、金銭や懲罰、つまり「アメとムチ」によって働かされた。
モチベーション3.0⇒もはや「お金」のために働かない時代

モチベーション3.0」の3つの要素は「自律性」「マスタリー(熟達)」「目的」。"自律性"とは、自分で物事を決め、好きなように仕事をすること。"マスタリー"とは、言われたことに受動的に従うのではなく、自分から積極的に関わり、より良いものを求めていくこと。"目的"とは、「自分の人生の意義」を問うことである。

ダニエル・ピンクモチベーション3.0

・「普通」だからこそ、自分を客観的に見て、何が得意で、何が苦手かを理解し、自分がどう生かすかを考えるようになる。

・欲しいのは「精神的な豊かさ」。それ以外は普通でいい、普通で十分。実際に、無理に普通を超えた成長を目指そうとして、社会がおかしくなってきたのではないだろうか。

2013/01/06

劇的ワンペーパー

2010/4/4に読んだ中野雅至『劇的ワンペーパー』の読書メモより。「語録メモ」の抜粋と、現在思った「感想」。

【語録メモ】

「見た目が悪い」と感じた途端、そこにどんな良い情報が書かれていたとしても、頭に入らなくなる。読む側はまず「全体のレイアウト」⇒次に「情報の固まり」があるかを見る。ここでは「(1)全体像の説明」「(2)ポイント」「(3)必要最小限」などをチェック。

物事の背後にあるコンセプトを「一言で言い表す」ことを、「本質をつかむ能力」と言う。「複雑な事項を一言でずばりと言い表す人」のことを「頭が切れる」「鋭い」と呼ぶ。

⇒優れた経営者はこのタイプが多い。「簡単な事を難しく言う人が、賢そうに観える」とは真逆。

少し不真面目になって、無責任になって、自分が真実だと思う「本質」を言い切れ。なぜなら、「本質に普遍的な真実などない」からだ。人の見方だけ本質もある。「本質は複数ある」ということを自覚すべき。

⇒「前提条件」の明示が必要。

(中野雅至『劇的ワンペーパー』)

劇的ワンペーパー』(中野雅至
【感想】

社会人になると、この「情報発信の技術」は頻繁に使うにも関わらず、日本の会社では軽視されるような気がする(自分の周辺だけかもしれないが・・)。今日、明日できるスキルではなく、一定量、一定期間の訓練と経験が必要。「OJT(On-the-Job Training)」で身に付けろ!みたいな風潮を感じる。

日本人相手ならまだしも、外国へ情報発信するなら、さらにこのスキルを磨かないと、伝わる量が極端に悪くなる。「せっかく優れた技術あるのに・・(宝の持ち腐れ、商機を逃す)」ということになる。「ロジカル・シンキング(論理思考)」がキーワードになると考えている

本としては『ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子, 東洋経済新報社, 2001年)が一番勉強になった。キンドル版も出ているので、iPhoneに入れて、電子書籍として持ち歩きたい1冊の一つ。

ロジカル・シンキング』(照屋華子・岡田恵子)

2013/01/04

リブセンス

録画していたテレビ番組『カンブリア宮殿』(2012/12/13放送)を観た。今回のゲストは、株式会社リブセンスの村上太一社長。「幸せを増やす企業」東証一部上場、最年少社長が語る新ビジネス論。

明らかにこれまでの経営者と「価値観」が異なる。「ゆとり世代の経営者」という風な表現が使われていたが、まさに「これまでの"常識"に捕われない考え方」ができると、ビジネスでは、そこが「差別化⇒強み」となる。閉塞感漂う社会を打破するのは、いつの時代も「若者」。村上さんのような経営者が続々現れると、日本の兆しも明るいハズ。

IT技術に多大な力を入れ、営業マンをほとんど持たず、低価格化&高収益性を実現。これまでの慣習に捕われず、「ITの時代にマッチしたビジネスモデル」を構築すると、顧客、利用者、会社ともども「Win-Winの関係」にある理想的な会社が実現できるのだろう。

「時代の先端をいくサービス」ということで、この会社の「ウェブサイト」はとても参考になりそうだ。村上太一氏について書かれた本も購入したので、早速読んでみよう。⇒リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事』上阪徹 (著) 。
リブセンス』(上阪徹) 

【番組の語録メモ】

村上太一(リブセンス社長、26歳)。本『リブセンス』。アルバイトの求人情報サイト「ジョブセンス」。求人を出す企業にも利用者にもメリットが用意されている。

掲載料無料。採用が決まってから、企業がジョブセンスに成功報酬を支払う。成果報酬型だとリスクがない。しかも掲載期間に制限無し。

採用されればジョブセンスから利用者に「お祝い金」がもらえる(2000円〜2万円)。これによりジョブセンスは「企業の採用」を確認できる。2006年立ち上げ、従業員約100人。2万社が利用。

身近なところから「ビジネスモデル」を考えていった。このビジネスモデルは、企業にもユーザーにも明確なメリットがある。他社も同様のサービスを開始しており危機感はあるが、一番始めにやった「先行者メリット」がプラスに寄与できている。

社員の平均年齢29歳。技術開発はすべて社内。サイト改善担当が社員の7割。営業マンいらず。営業担当は2名だけ。営業利益率47.8%。営業マンにかかるコストを下げることで、お客への提供価格を落とす。

感情を言語化。現在の経営理念「幸せから生まれる幸せ」。「人を幸せにする」ことで感じる「自分の幸せ」を最大化していきたい。

上場にあたっては「資金調達」はもちろんだが、知名度の向上による「人材採用」が狙い。新たな事業をやっていく部分でも、人が作っているものなので、「優秀な人をどれだけ引きつけられるか」が、大きな理由だった。

2013/01/03

マリー・アントワネットに別れをつげて


世界でいちばん残酷な片思い。ベルサイユの運命の三日間。

京都シネマで映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』を観た。フランス革命、王妃の朗読係の話。フランスのベストセラー小説が原作。満足度★★★★☆。



主人公役の女優さん(レア・セドゥ、Lea Seydoux)がめちゃ美人。フランス革命時の王族の衣装、室内風景が凄かった。当時の映像をドキュメンタリー映像で見ている程のリアルさ。「フランス革命」や「マリー・アントワネット」について全然知識がないので、色々と調べてみよう。とりあえずWikipedia!

左がレア・セドゥ(Lea Seydoux)

絵画のような映像美

この映画を見ながら「職業」について色々と思うことがあった。今回の話の主人公は「王妃の朗読係」。他にも「刺繍の仕事」をしたり、何かと役目がでてくる。他にも「物知りの学者」のようなおじいさんや、小舟漕ぎのイケメンにいちゃんなど、当時の職業が色々とでてくる。いつの時代も、それぞれが自分の役目を果たすのだな、と「さて自分は?」みたいなことを思いながら、おフランス映画を楽しんだ。