「私、ややこしい女だけど・・」
「永遠の愛は疑ってしまうけど、永遠の憎しみなら信じられる」
京都シネマで『乱暴と待機』を観た。原作は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で有名な本谷有希子。のぞく男とのぞかれる女に訳あり夫婦の四角関係。憎愛喜劇。主演は、浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之の四人。満足度★★★★☆。
それぞれのキャラクターが面白いのだが、浅野忠信の冷静なセリフと、小池栄子のツッコミに爆笑の連続。ダメ男を演じる山田孝之とオドオド奈々瀬役の美波もハマリ役。もともと舞台劇だっただけあり、オーバーアクションに痛快な迫力を感じた。一番まともな妊婦の役、小池栄子の暴れっぷりも爽快。「のぞき」がキーワードであり、最後に「本心」が覗かれる。
■『乱暴と待機』予告編
本谷有希子原作『乱暴と待機』も面白そうなので、読んでみたい。
>gonnさん
返信削除こちらへのコメントは初です。
「乱暴と待機」はダ・ヴィンチ本誌で読んでいました。
月刊誌なのと連載途中から読み始めたので、設定がよく分からなかったのですが、過去にも「腑抜けども~」が映画の原作に使用された方の作品なので、評価が高いのかなと思っています。
このブログで紹介された中では「マザーウォーター」と「ニッポンの工場力」が気になります。これからもぜひ色々と紹介してください!
>はまり
返信削除コメントありがとう!
へー、『乱暴と待機』は『ダ・ヴィンチ』に連載されていたんだ。知らなかった。原作の方が映画よりも、よりアクが強いみたいだね。面白かった映画と本をブログで紹介していくので、よろしく!今週は、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読んでます。