MOVIX京都で『レ・ミゼラブル』を観た。ミュージカル映画。フランス革命後が舞台。前評判どおりバリ大感動!「民衆の歌(The People's Song)」がめちゃめちゃ良かった。iTunesで早速ダウンロード。今年1番の映画ちゃうかな。まだ1月やのに。
1月の初映画に京都シネマで『マリー・アントワネットに別れをつげて』を観て、これもフランス革命前夜の映画(⇒Blog記事)。で、今回の『レ・ミゼラブル』はフランス革命後の話。「フランス革命つながり」なのは、これも何かの因縁か。
テーマは「貧困」「正しく生きる」「革命」。「人としてどう生きるか」を各登場人物が観客になげかける。学生がバリケードを築いて、フランス正規軍に立ち向かう場面で涙々。しかも、最後に回想シーンが・・。こういう場面にとても弱い。「タイタニック」のラストの回想シーンに迫る名ラストだった。
六月暴動の学生達、ABCの友 (Les amis de l'A B C)
主人公達の歌いながらのオペラ演技も凄いけど、子供時代のコゼットがバリ可愛らしい。「レ・ミゼラブル」の挿絵にそっくり。予告編ではそれを上手く表現している。3Dを駆使して、19世紀のパリ市街を再現した映像も大迫力。これは舞台ミュージカルではできない、映画ならではの醍醐味。
予告編『レ・ミゼラブル』
原作『レ・ミゼラブル』(Les Miserables)は、ヴィクトル・ユーゴーが1862年に書いた、ロマン主義フランス文学の大河小説。日本では『ああ無情』というタイトルで、児童小説になっており、それが実家の本棚に並んでいた気がする。読んでなかったけど、映画を観た今、それを読んだら面白いのかも。
原作の挿絵
主人公ジャン・ヴァルジャンと彼を追い続ける警官ジャヴェール
こちらの「コゼット」がメインのポスターもいい感じ
豪華キャストな主要登場人物。まるで肖像画のよう。
コゼット。『レ・ミゼラブル』のイメージは、やはりコレ。
映画の歴史に残るであろう名場面
戦う者の歌が聞こえるか?鼓動があのドラムと響き合えば、新たに熱い命が始まる。
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