2013/07/23

小田原

出張で小田原に宿泊。翌日、新幹線に乗る前に、駅からすぐ近くにある小田原城の天守閣まで行ってきた。城の広場には、オリの中に猿がおり、日本人サラリーマンを連想した。( ̄▽ ̄)

小田原は、箱根への起点になっている場所であることを、はじめて知った。城やら街から「小田原」「箱根」という歴史的なブランドの雰囲気をプンプン感じた。

夕食は、国登録有形文化財「だるま料理店」で食べた「地鯵寿司」は、名物だけあって、とても満足の食べ応え!相模湾の海産物は豊富なんだろうなあ。夜、海まで散歩で行ったが、あまりの暗さにヒビって、波の音を聞いて、すぐ街へ引き返した。

今回は、新幹線「ひかり」。ビジネスマン溢れる「のぞみ」とは違い、「ひかり」は外国人観光客がたくさん。和やかムードで、車内雰囲気も違う。京都駅でソウルフードを買い、車内で腹ごしらえ。魚沼産の米に、焼き鮭と梅干し。米が美味しいと、おにぎりも格別の味!( ^ω^ )/ 

「魚沼産こしひかり鮭弁当」の外観。パッケージも食欲をそそるデザイン。

おにぎりと鮭、梅干し。日本人が「死ぬ前に食べたいメニュー」の筆頭でなかろうか。

小田原駅の巨大提灯。小田原は提灯が名物?

箱根の温泉へいつか行ってみたい。富士山も。

小田原駅から小田原城までは近い。徒歩10分ほど。

夕食は、「だるま料理店」で。小田原城のすぐ近く。

松、けやき、ひのき等を用いた「唐破風入り母屋造り」の建物が国登録有形文化財に指定されている。店名は創業者の達麻仁三郎が、名字の達麻(たつま)を「だるま大使」の縁起にちなみ命名。

レトロな店内の雰囲気

国登録有形文化財の登録書

店の名物料理「地鯵寿司

現在の小田原漁港の顔となっているのが地魚のアジ。その日に、いいアジが手に入らないと、看板メニューの地鯵寿司」は出さないのだそうだ。店のモットーは「庶民に愛される街の食堂」。

だるま料理店」の歴史。ブリの大漁で得た資金で再建、というのが面白い。

小田原の夜の商店街を散歩。海はすぐ近くだが、真っ暗だった。

翌朝、新幹線に乗る前に、小田原城へ。

小田原城の門

小田原城の天守閣

小田原城絵図(弘化図)。弘化2年(1845年)の絵図。幕末の天守閣の姿が描かれている。城に目があるように見えるな・・。

小田原城の説明板(日本語)

小田原城と言えば、北条氏であり、豊臣秀吉の「小田原攻め」。そこまでは知っていたが、地震で崩壊したり、明治では廃城になったりと、苦難の道を歩んできたんだなぁ。

小田原城の説明板(English)

豊臣秀吉の小田原攻め図

「小田原攻め」解説板

小田原城のお猿さん。所詮、俺たちは企業のオリの中で飼われたサルリーマンさ(T^T)

箱根ビールがあるらしい。今回は買わなかったけど。

2013/07/21

不恰好経営

南場智子『不恰好経営』を読んだ。DeNA創業者の自伝。マッキンゼーからDeNA立ち上げ。笑いあり涙ありでとても面白い!満足度★★★★★。

この本を読むまで、南場智子さんも、DeNAがどんな会社かも、全然知らなかった。この本は大ヒットしているようなので、一般の人のDeNAという会社の理解がとても深まり、「社会認知度」が大幅アップするだろう。DeNAはプロ野球球団を持っているが、「単に社名を覚えてもらう」と「会社の生い立ちから事業内容の詳細まで知ってもらい、かつファンになってもらう」という点で、こちらの本の方が影響力が大きいのでは。やはり、今の時代は「ストーリー」は大事だなぁ。。ジョブズの伝記もそうだが、経営者の自伝がとても面白く感じる理由がわかってきた。脳が「ストーリーで理解する」のを好むから、だろう。

南場さんが「チームDeNA」と、"チーム"の大切さを幾度と無く強調していたのがとても印象に残った。社内、社外問わず「いかに信頼関係が強固なチームを築けるか」がビジネスで成功するポイントだと、最近よく思う。一人では仕事は成立しない。複数の人、会社が協力しあい、初めて仕事がうまくまわる。エコシステム(生態系)の構築。「ストーリー」とともに「チーム」が最近のキーワード。

南場陽子『不恰好経営

【南場語録】

・買ってもらえなかった時に、どれだけいい笑顔を見せられるかが、勝負なんだよ。

・コンサルタント時代には、クライアント企業の「弱点や、できてないところ」ばかりが目についてしまい、「大事なこと」に気づかなかった。普通に物事が回る会社、普通にサービスや商品を提供し続けられる会社というのが、いかに「普通でない努力」をしていることか。

・実際に実行する前に集めた情報など、たかが知れている。本当に重要な情報は「当事者」となって初めて手に入る。だから、やり始める前にねちねちと情報の精度を上げるのは、あるレベルを超えると圧倒的に無意味になる。それでタイミングを逃してしまったら本末転倒、大罪だ。

・あと10年もすれば、「組織に属して、仕事をするスタイル」は主流てまはなくなるだろう。「目的単位でプロジェクトチームが組成され、解散する」ようや仕事の仕方に変わっていくはずだ。そして多くの場合、「国境を超えた人材」でフォーメーションが組まれていくだろう。

(南場陽子『不恰好経営』)

2013/06/22

京都洛東迎賓館

京都洛東迎賓館」で兄の結婚式。会場は元々、吉田茂内閣の国務大臣を務めた「大野木秀次郎」の屋敷であり、数多くの著名人が京都に訪れた際に、迎賓館として集った場所だそうだ。「日本庭園」「洋風ガーデン」の2つの庭園があり、新緑が生い茂り、写真撮影にもってこい、だった。人良し(スピーチ)、建物良し、食事良し!でござんした。( ^ω^ )/

JR山科駅から南へ。徒歩6分。緑の際立つ門。

京都洛東迎賓館」の表札。日頃は「秀岳」というレストラン。

石畳の路を進む

入口がまた凄い

日本式庭園の全貌をiPhone5の「パノラマモード」で撮影

庭から室内へ。風格が漂う。

時代を感じる室内

「自由闊達」。SONYをイメージするなぁ。


サッポロビール

刺身

掲載した洛東迎賓館の写真を眺めていると、「赤色」がアクセントとして効果的に使われていることに気付く。ダルマの赤は偶然だけれども。



2013/06/19

初韓国出張

出張で韓国へ。子供の頃、家族旅行(ロッテワールドなど)で行ったことはあったが、仕事では初韓国。中国、欧州、台湾と海外出張してきて、ここにきて「遠くて近い」と言われる韓国へ。とてもいい経験になった。韓国語を挨拶程度を直前に練習したのも、今後の役に立つのではとの予感ハムニダ。


アシアナ航空の機内食。和風。

韓国語の挨拶を覚えねば!

【知っていたフレーズ】

・おはよう、こんにちは、こんばんわ「アンニョンハセヨ
・ありがとう「カムサハムニダ

【今回覚えたフレーズ】

・店では「~ジュセヨ(~をください)」。
・久しぶりの人に「オレガンマニエヨ(お久しぶりです)」
・初めて会う人に「チョウム ペッケッスムニダ(はじめまして)」
・色々なとこで多用「クェンチャナヨ(大丈夫です)」
・別れの際に「トバヨ(またね)」

スマートフォンのアプリ「指さし会話韓国」が、音声も出るので便利

韓国出張中に読んでいた本『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』(アネット・シモンズ)。「ストーリーを語ることで、人を動かす」というのがメインテーマ。「人は論理以前に感情で動く」という前提で、その「感情」は「ストーリーを語る」ことで、相手に言わんとすることのボールが送られる。とても面白い内容。

1日目夕食の店

韓国料理は前菜(付け合せ?)が豊富!

炭火焼き

本場のチヂミ

韓国ではカエルマークのお酒で、無茶飲みをするのだとか(^-^;)

シメの御飯とスープ

宿泊した「リベラホテル(ソウル)」7階からの眺め

仁川空港とソウルの位置

2日目の昼食は豚肉料理の店で

豚の親子

お手拭き

付け合せ

ごっつい豚肉を焼きながら切る

焼きあがり。ベリージューシー!

肉をチシャに巻いて食べる

この味噌が絶品だった

有名なカジノだとか

ビルにたかる人達

2日目の夕食。韓国美人。女優さん?

店内の壁絵

韓国ビール「CASS」で乾杯

チャーシューのような豚肉が絶品に美味かった

最後は冷麺。これもアタリ!

帰りのアシアナ航空の機内食はハンバーガー

韓国出張では、リスクは大吉と出た。帰りのフライトでは、悪天候で大揺れ。しかし、今回の出張の手応えから、モチベーションは安定してきた。前進あるのみイムニダ!