昨年はこの展示会に参加できなかったので、久々に会う人が多く、近況を色々と聞けた。世の中、進んでいるとこは、着実に進化しているようで。世の中のトレンド情報を、少しバージョンアップ。栄枯盛衰を知る。
PVEXPO2016(第9回国際太陽電池展)in東京ビックサイト
セミナーの「テスラ」の公演内容は、簡単に言うと、「iPhoneのような電気自動車」を作っているという話。「日本流」である「日産リーフ」の公演の後だけに、テスラのビジネスモデルがいかにも「シリコンバレー流」で、興味深かった。
テスラのミッションは「世界の持続可能な輸送手段へのシフトを加速する」こと。テスラはただの自動車メーカーではなく、「エネルギーイノベーションに力を注ぐ、テクノロジー会社であり、デザイン会社」でもある、とのこと。
車体というハードだけでなく、「ハードウエアとソフトウエアの融合」にも重点を置く。自動運転(Autopilot)や人工知能の話も。テスラの車は常にネットにつながっており、毎日、車が学習して、走れば走るほど賢くなっていくのだとか。ビッグデータの活用が半端ないな。
また、テスラは電気自動車だけでなく、「Harvest Energy(創電)」「Energy Strage(蓄電)」にも力を入れており、「PowerWall」「PowerPack」という蓄電システムを開発している。
PowerWallのモック
会場では電気自動車とともに、PowerWallのモックが展示してあった。実物は思ったよりデカいなという印象。家庭用蓄電池とは思えないデザインが素晴らしい。これも、ダサダサ従来PCに対するMacのようなものか。
蓄電池のソリューションに力を入れる理由が、「Zero Emission」(エネルギー源としてガソリンの使用を世の中からなくしたい!)のためだけでなく、「世界から貧困をなくすための解決方法」という話も、「そういう考えなのか」と身体の奥にガツンと響き、にわかに体温が急上昇するのを感じた。「ミッション」とはこういうことを言うんやね。
「未来の生活」を見せるというプロモーションビデオも、テスラの目指す方向性を理解するのにとても効果的だった。まさに「ライフスタイルの提案」そのもの。夢があるあなぁ。ドキドキ感があるなぁ。
太陽光発電⇒蓄電池⇒電気自動車。やってほしいことは、テスラが全部やってるやん!(火星移住の宇宙船は、あまり興味ないが)。イーロンマスクは着々とスティーブ・ジョブズになりそうだ。
2020年にはテスラの電気自動車を買ってる気がする。iPhone を買ったように( ^ω^ )
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