「世界一の寿司職人」と言われる87歳の初代店主二郎と現店長の長男が主人公。寿司職人の話も見応え抜群だが、築地市場の映像も迫力満点だった。自分の知らない「プロ職人達の仕事の世界」がそこにはあった。満足度★★★★☆。
最近、ドキュメンタリー映画が好きだ。主人公をとりまく「人間模様」が興味深いし面白い。本作では、初代店長の二郎と彼をとりまく人達。中でも、長男が隠れ主人公。映画の初めと観終わった後で、印象が大きくことなる。また、若い職人さんの語る「逸話」でホロっと感動した。「本気職人モード」の寿司屋「すきやばし次郎」の映像とストーリーを通して、「自分の仕事」を考えるきっかけになる作品だった。
【語録】
どうして「こんなにシンプルなのに奥行きのあるもの」ができるのか。二郎さんの鮨を一言でいうと、「シンプルを極めていくとピュアになる」。
好きにならないといけない。自分の仕事に惚れなければならない。
(映画『二郎は鮨の夢を見る』)
予告編動画『二郎は鮨の夢を見る』
0 件のコメント:
コメントを投稿