2014/01/04

映画『清須会議』

三谷喜劇の真骨頂!最後に笑うのは誰だ。

Movix京都で三谷幸喜監督の映画『清須会議』を観た。本能寺の変の後、清須城で織田家の跡取りを決める会議。秀吉と柴田勝家が対立。「複雑な人間模様」と「政治的駆け引き」を、超豪華キャストが演じる。満足度★★★★☆。

三谷幸喜監督『清須会議

三谷幸喜監督の前作『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』が号泣ならぬ号笑モノだったので、今回の『清須会議』も期待大だった。「超感動!」まではいかなかったが、「歴史物人間ドラマ」として話的に面白かった。日本人の一人として観る価値大いにあり!

ほぼ満席の人気ぶり。さすが三谷幸喜作品。秀吉役の大泉洋が演技うまかった。役所広司の柴田勝家も、最後の方は「勝家」にしか見えなかった。ハマりっぷりは見事。「誰が一番好きか」と言えば、軍師の黒田官兵衛(寺島進)。今年のNHK大河ドラマにもなっているので、これからブームが起きるのかな?

秀吉に色々「策」を与える軍師という役割は、魅力的ちゅーか、かっこいい。現代の企業でも軍師みたいな人がいるとこは、組織として「強い」だろう。「知力」を武器にするプロになりたいものだ。「コンサルタント」という職業が、昔でいう軍師に近いんかいな。

清須城」といえば、東海道新幹線で京都から名古屋駅に着く直前に見える城だ。ああ、あそこが舞台だったのか。他にも、織田家のメンバー、家臣、妻達など、色々と歴史の勉強にもなり、歴史的好奇心がとても刺激された。それぞれの登場人物の背景や「清須会議」後が気になる。まずはネットで調べてみよう。

予告編『清須会議』

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