2011/8/15(月)。終戦記念日。MOVIX京都で映画『コクリコ坂から』を観る。スタジオジブリ作品。宮崎駿が企画・脚本。息子の宮崎吾朗が監督と演出。
舞台は1963年頃の横浜。主人公は、旗を上げる女子高校生「海」。高校の古い建物「カルチェラタン」取壊しをめぐる学園闘争。満足度★★★★★。
さすがジブリ作品。いい話で、凄く感動した(ToT)(T^T)。大人向けの映画だ。前情報が無かったので、先入観無く観たのが良かったのかも。ジブリの割には、宣伝があまりなく、大人しいが、口コミでこれから広がって、ロングランになりそうだ。
「人のために」というのがキーワード。「真摯で真っ直ぐなキャラクター」は、ジブリ色が濃くでている。「Girl meets Boy」の青春ストーリーは『耳をすませば』を、カルチェラタンは『千と千尋の神隠し』の「湯屋」を彷彿とさせる。
「無駄をはぶき、2編の主題(Girl meets Boy、学園闘争)だけに絞り込んだストーリー」は、前回の宮崎吾朗監督『ゲド戦記』がひどかっただけに、ギャップが大きく、今回は見事なストーリーだった。
手嶌葵が歌う主題歌「さよならの夏 ~コクリコ坂から~」も、クライマックスで流れ、感動を助長。ネットで「吾朗ちゃんは、やれば出来る子なんだ」と書かれていたが、その期待をはるかに大きく上回る満足感を得た。夏休暇に、いい映画が観れて良かった。
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