2011/08/17

アンチクライスト

京都シネマで『アンチクライスト』を観た。幼児を亡くした夫婦。セラピストの夫は森の小屋「エデン」で妻を催眠療法。満足度★★★★☆。


デンマークの鬼才、ラース・フォン・トリアー監督。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で有名な人。カンヌを騒然とさせた問題作であり、主演のシャルロット・ゲンズブールは、この作品でカンヌ主演女優賞を授賞。非常にショッキングな内容だった⇒精神の世界に深く踏み込んだ映画。

監督自身が撮影前に鬱状態になり、撮影が危ぶまれたらしい。フロイトやユングなど精神世界の事は詳しく知らないが、ここに興味がある人なら、また違った見方になるのかも。

先日観た『コクリコ坂から』は多くの人にぜひ観てほしい、オススメの映画だが、この『アンチクライスト』は、人にはあまり勧められないなぁ。「こいう映画もあるのか」という興味のある人、映像美を求める人、映画バカ(好き)にはいいのかも。「ショッキングな内容、問題作、観ない方が良い」と言われると、逆に観たくなるのが、人間の本性なのかも・・。

今、はやりの「森ガール」の話ではないので、くれぐれも御注意。

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