京都シネマで映画『タイピスト!』を観た。フランス映画、原題『POPULAIRE』。1950年代のフランス。ノルマンディーの保険屋さんの秘書に雇われた女の子が、鬼コーチ(保険屋さん)の猛特訓でタイプ早打ち世界大会優勝を目指す。満足度★★★★★。
「スポ根」かつ「恋愛モノ」のコメディー。とても面白かった。頑張る姿や成長する姿に感動するなぁ。日本人好みの内容だと思う。製作陣は『オーケストラ』や『アーティスト』と同じ。そりゃ面白いわけだ。映画の勢いが半端無い。この3作品は「人生」に対して共通するメッセージがあり、「フランス文化」の思想につながりそうだ。
「女性の社会進出」「強みに特化して鍛錬」「努力する本人と優秀な指導者、彼らをサポートするまわりの人達」「秘書との恋愛」とテーマが明快でかつ痛快なサクセスストーリー。喜怒哀楽の「人間模様」がよくでていて、感情移入し易かった。
過去の色々な映画の名場面をオマージュ(フランス語:hommage。尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事)しているらしい。その辺の事もわかるとさらに面白く観れるのだろうな。
映画『タイピスト!』ポスター
主演はデボラ・フランソワ(Déborah François)
ノルマンディー保険屋さんの秘書として1週間採用
タイプ早打ち大会で世界チャンピオンを目指す
タイプ早打ち大会と、二人の恋愛の行方はいかに!
予告編『タイピスト!』
マドワモゼルのド根性、見せるあげる
(映画『タイピスト!』)
Wikipediaより⇒マドモアゼル (フランス語: Mademoiselle)は、フランス語で未婚(独身)の女性を指す語。英語のMissに当たる。2012年に仏政府公文章では、女性は未婚、既婚を問わずマダム(Madame)に統一。
なるほど。「マドモアゼル⇒マダム」への統一は2012年と、ごく最近の話なんだ。勉強になるなぁ。
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